『FRAGILE〜さよなら月の廃墟〜』開発者ブログ

少年時代

こんにちは。モーションキャプチャとイベントシーン編集担当の吉山です。

イベントシーンの編集作業をしていてつくづく思うのが

シナリオ・設定
キャラクターデザイン
モデル(背景・キャラともに)の作りこみ
etc

本当に「好きなんだなぁ」って感じがものすごく伝わってきます。

私は世界観やゲームの基本部分を構築するところには一切関わっておらず、イベントシーンを作成する段階で関わることになったので比較的目線がここをご覧のみなさんに近い位置にあるのですが、そんな私から見てこのゲームは舞台となっている「廃墟」の雰囲気がとてもよく再現されていると思います。

部屋の隅っこに何気なく置かれたオブジェや薄暗い物陰にあるモノがどれも「ずっとそこに在る」。

何故そこにあるのか、何の意味があるのか…
ただ、ただ、誰かがいつか見つけてくれるのを待っている…
そんな空気が流れているのです。

感じませんか?

夏と秋の境目の、朝と夜の狭間のような
せつなくゆるやかに流れていく、もの悲しい空気。

滅びていくぎりぎりの、触れたら崩れていきそうな
夢と現、生と死のまざりあう、あやうい美しさ。

そんなキモチになれる世界がここにあります。

「フラジール」を買ってプレイしていただけました暁には、
いつかどこかで誰かが残したのであろう「思い」を照らし出してみてください。
そんな楽しみ方もできるゲームです。

では、また…。

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吉山直子|2008年09月05日(金) 17:33

東京に初雪が降るころ、俺は何してるんだろう?

どうも、だいぶ久しぶりの制作PD、川島です。
絶賛テストプレイ中です。共同溝広れー。俺が地図書いたのに迷いまくりだって。

ああ、また『ないているおんな』に殺されたよー。
本日4回目のゲームオーバー。まだちょっと敵強すぎだな・・・。
調子こいて攻撃力上げすぎたかぁ。

さて、なんでしたっけ、えー、そうそう、発売日の件ですね。
これが・・・なかなか決まらないのです。
っていうか、明日その件に関して打ち合わせがありまして
(これ本当に本当なんだよな・・・書いていいのかな(笑))
そこで決まるかも、みたいな。
歯切れが悪くてごめーん。

ちなみに、この前の冬の初雪は、1月16日だったみたいですね。
おととしは暖冬で3月16日、これは観測記録が残る中では、最も遅い記録だそうです。
(今ぐぐって調べました)

皆さんには、もうちょっとだけお待たせしちゃうことになるのかもしれませんが、
開発的には、中身をいじれる期間があればあるほど、
細かい調整や、最後のつくり込みが出来るので、それはそれでありがたいのです。

だって、最後にばたばたっとデータをそろえて、何とか形にするよりは、
じっくりと調整して「面白く」出来たほうがいいですもんね。

もうしばらくしたら、正式な発売日を皆さんにお伝えできると思います。

ということで、本日のスクリーンショット。
ジェットコースターのコースに登るセトくんです。

ss_jc.jpg

もちろん、この後、彼はこのコースを歩いていきます。
こういうのが出来るのって、ゲームならでは、ですね。

ではまたー。

川島健太郎|2008年09月03日(水) 21:45

キャラホビ体験版レポート!

みなさん、こんにちは!
電撃「マ)王編集部の編集・デカ夫です。
役目を終えたセミさんたちの姿を見て、夏の終わりを感じますね。

さて、先週末に開催された「キャラホビ2008」で『FRAGILE』の体験版をプレイしてきました!

プレイできるステージは「ホテル」。
ホテル近くの森からプレイスタート!
薄暗い森のグラフィックが非常に雰囲気があって、いきなり引き込まれます。

そして森を抜けると、いい具合にさびれたホテルが見えてきました。
思わず立ち止まってじっくりと外観をチェック。
すでにマ王本誌などで公開されていますが、割れた窓やツタにおおわれた壁など、
廃墟独特のはかない雰囲気がよく表現されてます。

ウロウロとするだけでも楽しい……んですが、待っている人の視線が痛かったので、いざホテルの中へ。
すると何やら声が聞こえてくるイベントが発生しました。
とりあえず声の主を捜しにいざホテルを探索!

外から入った場所はどうやらロビーのようで、机や椅子が散乱してます。
割れた窓から吹き込んで溜まった葉っぱなど、ディティールが非常に細かい。
薄暗い場所を懐中電灯で照らしながら進むと、壁にはラクガキもありました。
いやーウロウロするだけで楽し……って先に進まないと!

インストラクターの方に道順を教えていただきながら進んでいくと、
薄暗い机の上にホタルの光のようなものが見えたので、その近くまで行って調べてみると、アイテムをゲット。

そのあと、またホタルの光を発見したので調べてみると……たき火でした。
インストラクターさんによると、製品版ではたき火をしているときに、
アイテムに込められた想いを見ることができるそうです。

体験版では、残念ながら想いを見ることはできませんでしたが、
薄暗いなかでたき火をいじっているセトの姿が、なんだかとても切なくてグッとしましたね……。

さて、たき火を終えたらさらに探索するべくホテルの奥へ。
当然、電気はきていないので窓から離れれた場所は暗いです。
暗闇のなか、懐中電灯の光を頼りに進んでいくのは、心細いっ。
ちょっとホラーな感じでした。

懐中電灯の光にボゥッと浮かび上がった階段を上ると、そこは大広間でした。
包帯美女・サイがいたので「ワーイ♪」と近寄ると、画面が切り替わって大きな仮面が出現!
インストラクターさん「あ、ボスです」
ボスですか!

現れては消えるボスを追いかけつつ、手に持った木の棒で必死に攻撃!
攻撃しつつ、武器が木の棒っていうのも本作らしくていいなぁ……としみじみ。って攻撃しようよ。

ダメージ値のような数字が出ているのでダメージを与えているようなので、
ひたすら攻撃していると何とかボスを撃退!
体験版はここで終了でした。

最後にサプライズだったのが「東京に初雪が降るころにはお届けします」というメッセージ!
こ、これは発売がかなり近づいているということでしょうか。
川島さん、どーなんでしょうか!?

編集部スタッフ|2008年09月02日(火) 14:30

キャラホビ2008に出展します!

みなさんこんにちは、
プロモーション担当の森山です。
今日は、イベント出展のお知らせをさせて頂きます!

公式HPを見てご存知の方も多いと思いますが、
8/30(土)、8/31(日)に開催される
C3×HOBBY キャラクターホビーショー2008」に、
フラジールを出展することになりました!

今回は体験版なので、プレイ時間にして約10分くらいの内容となっていますが、
実際にプレイしてみたい方、ゲーム画面を見てみたい方、
お時間のある方は、是非遊びに来てくださいね。
フラジール初のプレイヤブル出展となりますので、
たくさんのお客様に体験して頂きたいと思います!

また、バンダイナムコゲームスブース内にてリニューアルしたPVも放映いたしますので、
そちらもご覧頂けるとうれしいです!

今回は残念ながら日程が合わない、という方もいらっしゃると思いますが、
今後も皆様にプレイして頂ける機会を設けていきますので、
続報を楽しみにしてくださいね^^

では、皆様のご来場楽しみにしています!

森山愛子|2008年08月27日(水) 16:45

モーションキャプチャの裏側

はじめまして。モーションキャプチャ撮影とイベントシーン編集担当の吉山です。

7月3日のはらだ女史のレポートにあったようなモーションキャプチャの撮影と、その後のデータ処理がメインの仕事となります。

実ははらだ女史にレポートについて苦情を申し立てたところ「じゃあソレを開発者ブログに書きましょうよ」と言われ、こうして機会をいただけることになりましたので早速ご説明いたします。

問題の記述ははらだ女史のレポートの冒頭に出てきたアクションシーンの道具についてなのですが、「ゴザ」と表記されているものは弊社のスタジオでは「スライディングマシーン」と呼ばれるものの一種です。

20080625_014.jpg

写真のものは「イグサ製」でスライディングマシーンの中でもずば抜けて抵抗値の低い機種になります。
弊社キャプチャスタジオでは床材に「コルテラ」と呼ばれるカーペットを使用しています。(汚れが簡単にふき取れる!!が謳い文句の魔法のカーペットです)

実はその下に空手などの試合の床材でも使われている安全性の高いウレタンマットがミッシリ敷設されているのですが、いかんせん表面の抵抗値が大きく走るモーション等を撮影した際につま先部分に突っかかったような微妙なノイズが乗ってしまうという問題がありました。

それを回避するために若干の滑らかさのあるカーペットを乗せているわけですが、ご存知の通り化学繊維なため滑り込みなどを行うと摩擦により火傷を負ってしまう危険性があります。
(※火傷するかどうかご自宅で試さないようにしてください。私は子供の頃に経験済みです)

そのような理由から天然素材で抵抗値の低いイグサ製品が必要となるのです。
他にも大型機材を購入したときなどに梱包材として使われていたダンボール等も大切に取っておき、使用していたりもします。

これらの設置には非常に技術を要し、ズレやヨレがないよう丁寧に床と固定し、また演出上必要とされるスベリ感を得るために上下の機種の組み合わせや設置方向などの調節が厳密に行われています。

例えば写真にあった「イグサ + イグサ」はその中でも最も抵抗値の低い組み合わせになり、冷たく磨きぬかれた床の上を
ズサ―――――――――――――ッ

P1000185.jpg

と吹っ飛ばされるようなシーンに最適な距離とスピード感を出すことが可能です。
(※イグサ + 靴下ですでに経験済みな方も大勢おられると思いますが、昨今の住宅事情から鑑みるに衝突の危険性や転倒の危険が大きいためお試しになられませぬように)

これが「イグサ + ダンボール(Macintosh外箱)」になると格闘系のアクションなどでよく見られる殴られてズザザ―――ッと吹っ飛ばされるようなシーンに最適なヤラレ感を演出します。


【地面にゴザを貼り付けて、「ズサーッ」】


この1文の中にも経験と技術がギッシリミッチリ詰まっているのです。

「フラジール」を買ってプレイしていただけました暁には、弊社自慢の「スライディングマシーン」の活躍っぷりをお目にかけられるものと思います。

堅苦しい話でスイマセンでした。


嗚呼…
この開発が終わったら、会社の近所の畳屋さんで畳縁のない「縁無し畳」の畳表だけを5mくらいロールで買ってもらうんだ…!

では、また…。

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吉山直子|2008年08月23日(土) 11:49